ハリーポッター洋書は難しすぎ【初心者は絶対手を出しちゃダメ】

洋書
洋書で英語の勉強しようかな。ハリーポッターとか簡単そう
ちょっと待って!ハリーポッターは特有の世界観だから読みづらいよ

英語の勉強で洋書にチャレンジしようとしている方向けの記事です。

『ハリーポッターなら子ども向けだし簡単に読めそう』と思われがちですが、ハリーポッターは特有の世界観で読みづらいんですよね。

この記事ではハリーポッター洋書の難易度と、読むための対策を紹介していきます。

ハリーポッター洋書の難易度

ハリーポッター洋書の難易度

特殊な単語が多い

ハリーポッターはAmazonの紹介では9-12歳向けとなっています。
また、Lexile指数(難易度を数値化したもの)は880L〜950Lとなっていて、非ネイティブにはかなり高めの水準です。

なお、微妙にLexile指数(難易度を数値化したもの)は変わります。

タイトルLexile指数
第1作 賢者の石 880L
第2作 秘密の部屋 940L
※難しめ
第3作 アズカバンの囚人 880L
第4作 炎のゴブレット 880L
第5作 不死鳥の騎士団 950L
※難しめ
第6作 謎のプリンス 920L
第7作 死の秘宝 880L

ネイティブの9-12歳は10000語程度の語彙力と言われているので、日本人にはわからない単語が多いんですよね。

また、ハリーポッターはSFで魔法の世界が舞台なので、他の同じレベルの洋書に比べても慣れない単語が多いのが特徴です。

世界観を想像しづらい

英語を読んでいると「あれ、今なんの話をしているんだろう」っていう感覚になることがありますよね。

9-12歳向けレベルの本だとそういう経験がなかったんですが、ハリーポッターは何度が話の流れについていけない場面がありました。
シチュエーションがわかりづらいんですよね。

ハリーポッターKindle
何も考えず選んでしまった不死鳥の騎士団。ロンの双子の兄弟が何のいたずらしているかわからない。

わからないシーンは飛ばし読みして、映画や日本語版で答え合わせするしかないですね。

1冊が長い(特に4〜6作)

ハリーポッターシリーズは後半に行くに従ってどんどんページ数が長くなります。

特に第4作から第6作は600ページを超えるので、電車の行き帰りで読むぐらいだと数ヶ月ぐらいかかります。

洋書多読は目標が設定しづらく、1冊の本をずっと読んでいるとモチベーションが下がるんですよね。
洋書慣れしていないのであれば、短めの本を何冊か読む方が達成感が得られるので続けやすいですよ。

タイトル総ページ数総ワード数WPMあたりの所要時間(時間)
WPM120WPM140
第1作 賢者の石 309
※読みやすい
78000 10.99.4
第2作 秘密の部屋 373 95000 13.211.3
第3作 アズカバンの囚人 475 121000 16.814.4
第4作 炎のゴブレット 640 163000 22.719.4
第5作 不死鳥の騎士団 816
※最長
208000 28.924.8
第6作 謎のプリンス 652 166000 23.119.8
第7作 死の秘宝 313 80000 11.19.5

※WPMは1分あたりに読めるワード数です。WPM120は1分で120Word読めることを意味しています。

ハリーポッター洋書を読める英語レベル

ハリーポッターは初心者向けではないですが、洋書に慣れている人なら読めます。
誰もが知っているベストセラーだけあって内容は他の洋書より面白いんですよね。

基礎の単語を抑えていて、洋書多読を習慣化していれば、問題なく読めるレベルです。
TOEICで言うとスコア700(リーディングパートを読み切れるレベル)ぐらいが目安です。

次のハリーポッター洋書を読むための対策で挫折せずに読む方法をお伝えしますね。

ハリーポッター洋書を読むための対策

ハリーポッター洋書を読むための対策

ハリーポッターを洋書は難しいですが、それでも読みたいなら対策しましょう。
ちょっとした工夫でも読みやすくなりますよ。

サンプルを読んでみる

まずはサンプルを読んでみましょう。
「自分のレベルでも読めるか」「どれぐらいの速さで読めるか」を把握します。

自分のレベルをチェック

チェックポイント
  • 自分のレベルでも読めるか
    「辞書なし」で7割ぐらい読めればOK
  • どれぐらいの速さで読めるか
    1分で何語読めるか(WPM)カウントしてみよう

洋書は「辞書なし」で読むのが基本となりますので、辞書なしでどのぐらい読めるか確認しましょう。
難しすぎると学習効果が下がるので、先に別の本で洋書慣れすると読みやすくなりますよ。
ハリーポッター洋書が難しい方のためのおすすめの洋書

また、WPM(1分で何語読めるか)を把握しておくと、1冊でどれぐらいかかるかわかるので、全体感を掴めますよ。上の表(WPMあたりの所要時間(時間))も参照ください。

サンプルの確認方法

サンプルはAmazonのサイトから読めます。
Harry Potter and the Philosopher's Stone

ハリーポッターサンプル

事前知識を仕入れる(小説、映画)

難易度の高いハリーポッター洋書ですが、日本語で読めば当然楽勝です。
日本語版を先に読んだり、映画を観ることで洋書版の難易度は一気に楽になります。

意外に覚えてたりするので、映画を観た作品を洋書で読むでOKです。

実はハリーポッター日本語版は全巻Kindle Unlimited対象なので、無料期間(初回30日)を活用して読み切ることもできます。
Kindle Unlimited

ハリーポッター日本語版

まずは『第1作 賢者の石』から

『せっかくだから読んでないシリーズを読みたい』という気持ちを抑えてまずは『第1作 賢者の石』から始めてみましょう。

賢者の石は読んだ方も多いと思いますし、シリーズの中でも読みやすいです。

英語難易度としては、上の表にも載せていますが『第7作 死の秘宝』も読みやすいですよ。

以下のシリーズは約300ページ、Lexile指数880Lなので読みやすい
  • 第1作 賢者の石
  • 第7作 死の秘宝
タイトル総ページ数Lexile指数
第1作 賢者の石 309 880L
第2作 秘密の部屋 373 940L
第5作 不死鳥の騎士団 816 950L
第7作 死の秘宝 313 880L

試し読みならKindle Unlimited

第2作から第7作はKindle Unlimitedに加入していると月額980円で読めます。

30日間の無料お試し期間中であればハリーポッターを0円で試し読みできます

Kindle Unlimited

ハリーポッター日本語版

ただ、本格的に読むならハリーポッターシリーズは購入がおすすめです。

ハリーポッターシリーズは長いので1冊読むのに1ヶ月以上かかりますので、Kindle Unlimitedだとコスパが悪くなりますので気をつけてください。

ハリーポッター洋書の評判

ハリーポッター洋書の評判を集めてみました。
やはり難しいという意見が目立ちましたが、楽しいので読みやすい、頑張っているという方も多かったです。

ハリーポッター洋書の種類(イギリス版とアメリカ版)

ハリーポッターのオリジナルはイギリス版(UK版)ですがアメリカ版(US版)もあります。
単語の表記が微妙に違います。違いを調べてみました。

項目UK版(オリジナル)とUS版の違い
タイトル 『第1作 賢者の石』のみ異なる
  • UK版:Harry Potter and the Philosopher’s Stone
  • US版:Harry Potter and the Sorcerer’s Stone
文章レベルの違い なし
単語レベルの違い あり
(neighbours,neighborsなど)
本の種類
  • UK版:ペーパーバック、Kindle
  • US版:ペーパーバック

文章、単語レベルはサンプルページ(1680ワード)を比較しています。

『第1作 賢者の石』のみ、タイトルが異なります。
サンプルページを比較してみると、文章レベルの違いはないですが、単語表記の違いはわりとありました。

項目UK版US版
口ひげ moustachemustache
隣人 neighboursneighbors
灰色 greygray
実現 realiserealize
に向かってtowardstoward
駐車場car parkparking lot
パン屋baker’s oppositebakery
たくさんlotbunch
ダイヤリングdiallingdialing
家に帰るset off homeset off for home
行動behaviourbehavior
学んだlearntlearned
やらない!Shan’t!Won’t!
ニュースキャスターnews readernewscaster

1680ワードのうち、14ワードが違いました。

なお、US版の表紙はこんなイラストです。『アメリカ英語にもっと触れたい』という方向けですね。

ハリーポッター洋書のFAQ

ハリーポッター洋書の難易度は?

『ハリーポッターと賢者の石』でLexile指数が880L、9-12歳向けで難易度は高めです。

イギリス版(UK版)とアメリカ版と(US版)で違いはある?

オリジナルはイギリス英語です。アメリカ版との違いは単語の表現が違います。サンプル部分を比較してみると、文章は同じですが、単語表記の差異がありました。 なお、『ハリーポッターと賢者の石』のみタイトルが違い、アメリカ版は『Harry Potter and the Sorcerer’s Stone』です。

ハリーポッター洋書が難しい方のためのおすすめの洋書

ハリーポッター洋書が難しい方のためのおすすめの洋書

面白い児童文学ならRoald Dahl

同じ9-12歳向けの洋書のおすすめはMatildaです。

作者のRoald Dahlはチャーリーとチョコレート工場も書いています。

多読用にオススメされることも多く、初心者でも楽しく、読みやすい作品でファンも多いですよ。


Roald Dahlについては洋書多読におすすめ【ロアルド・ダール3作品】でも解説しています。

読みやすい伝記物ならWho is/wasシリーズ

もう少し簡単で短い本では『Who is/wasシリーズ』があります。
内容は伝記物なので、小説に比べると読みやすく楽しいですよ。


Who is/wasシリーズについては、児童書に飽きた人向けのおすすめ洋書(Who is(was)シリーズ)で解説しています。

高校生でも読みやすいライトノベル

日本のライトノベルの英訳版も多読に使えます。
SFが多いですが、日本の高校生向けに書かれていますし、わかりやすい王道的な世界観なので初心者でも読みやすめ。


ライトノベルについては、ライトノベルを洋書で読みたい【ジャンル別の人気作を解説】でも解説していますよ。

ハリーポッター洋書は難しすぎまとめ

ハリーポッター洋書の難しい理由と読むための対策をまとめました。

初心者泣かせではありますが、内容は面白いですし、読めると英語の勉強になります。

挑戦してみたい人はぜひ試してみてくださいね。

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