

IT業界で働いている方はプログラミング専門書を読む機会が多いですよね。
プログラミング専門書は高いし、重いのでKindleにするか本にするかで迷うことも多いと思います。 ここでは、買う前に確認したいチェックポイントをまとめました。
使用している端末はKindle Paperwhiteです。
Contents
プログラミング専門書のKindleでの読みやすさ
読みやすさ
Kindleのサイズは小さめ
はじめに、前提としてKindleは小説に適したツールです。
普通のプログラミング専門書って大きいですよね。情報量が多いので、1ページの大きさが大きい方が読みやすくなります。 それに対してKindleのサイズは文庫本程度です。
本来、大きいサイズで読むように編集された本を文庫本サイズで読むことになるので、内容が把握できません。
例えば、以下の画像は「改訂新版JavaScript本格入門」のECMAScript2015の解説です。 情報量が少ないし、箇条書きが次のページにまたがってしまっています。

また、プログラミングコードが入ってくると、スペースの間隔や単語のつなぎ目の関係でレイアウトが崩れます。

以下のように文字が小さくなることもあります。これもちょっと見づらいですよね。(「Pythonで作るゲーム開発入門講座」)

Kindleはパラパラめくりができない
Kindleはパラパラめくりができません。
読みたいページへの移動は付箋機能を使うか、章の移動機能しかありません。
小説ではパラパラめくりは必要ありませんが、専門書だと何度か読み直したくなりますよね。
電車で読んで、家でコーディングしてみるみたいな使い方はできません。
持ち運びやすさ
持ち運びやすさはKindleが便利。
家の本棚で場所は取らないし、通勤時に読むのであれば満員電車のときもKindleサイズなので読みやすいです。
コスト
Amazonで購入する際は選択肢として以下があります。
- Kindle版
- 新品本
- 本の中古品
新品本に比べるとKindle版は安く設定されていることが多く、コスパは優れています。
中古品の方が安くなる可能性はありますが、中古本のコンディションが気になる方は安く手に入れることができます。
プログラミング専門書のKindle版を試す方法
サンプルを送付
Kindle版の本はサンプルを送付することができます。
そこそこページ数もあるので、これだけでも読みづらい本は見分けることができます。
下の画像のボタンから送付できます。

Kindle Unlimitedで試し読みする
AmazonにはKindle Unlimitedという月額払いの読み放題サービスがあります。
プログラミング専門書でもKindle Unlimited対象の本が多くあるので、その本を試しに読んでみる方法です。 初回30日は無料なので、無料期間中に試してみましょう。
まとめ
プログラミング専門書はKindleだと「小さくて読みづらい」「パラパラめくりができない」というデメリットがあります。
Kindle版を読む前にサンプルやKindle Unlimitedで使い勝手を確認してみてください。