

この記事ではシャドーイングという勉強法を解説します。
勉強法と言っても難しいことではなく、リスニングを聞くときの心がけみたいなものです。
シャドーイングをすることで同じ勉強時間でリスニングの学習効果を高めることができます。 英語上級者はやっている、知らないともったいない勉強法です。
Contents
シャドーイングとは

シャドーイングのやり方
シャドーイングの具体的なやり方は「リスニングをする時に、流れてきた英語を自分でも声に出すだけ」です。
流れてきた英語なので、同時ではなく少し遅れてついて行くイメージです。
リスニングのスピードで英語を声に出して行くので「英語を聞く力」「英語を素早く口に出す力」が身につきます。
シャドーイングの効果
シャドーイングは実は難易度が高いので効果も大きいです。
やってみるとわかるのですが、最初はほぼできません。 聞こえてきた英文の単語をいくつか口に出すだけで精一杯だと思います。
耳では聞こえてるように感じるけど正確に聞き取れていないということがわかるんですよね。 それだけ集中して聞かないとできないので、リスニング力アップにつながります。
通常のリスニングのやり方を変えるだけなので、手軽に取り組めるのがメリットです。
TOEIC勉強時のシャドーイング

リスニングスコアアップが狙える
続いて、TOEICにシャドーイングを取り入れるメリットを解説していきます。
シャドーイングの効果で説明した通り、正確に聞き取れていないとシャドーイングはできないので、シャドーイングを繰り返す中でTOEICリスニングが正確に聞き取れるようになります。
単語を知らないのか、会話の速さが早いのか等、自分の弱いところが正確にわかるようになりますので、弱点の対策もしやすくなります。
繰り返し学習に最適
TOEICの勉強は繰り返しが効果的です。
このサイトでは新公式問題集を20回は繰り返すことを推奨していますが、リスニングも10回を超えてくると飽きてきます。 集中力がなくなってくるので、シャドーイングを取り入れることで強制的にリスニングに集中できるようになります。
集中力対策としても使えるので、時間を無駄にせずに勉強できますよ。
TOEIC800を取った勉強法はこちら英会話にも効く
シャドーイングはリスニングほどではないですが、スピーキングにも多少効果があります。
リスニングのスピードで英語を口に出していくので、英会話の速さで英語を話せるようになります。 英語をゆっくりしか話せないという方はシャドーイングで強制的に英会話のスピードで話す訓練は練習になります。
発音の練習もしやすいので、発音を並行して勉強すると「リスニング」「スピーキング」に効く学習ができます。
発音はTOEICのスコアアップにもつながりますし、英語っぽく話せるようになります。まとめ
シャドーイングのやり方とTOEICでの効果について解説しました。
日頃の勉強に取り入れるのが簡単な勉強法ですので、リスニングに伸び悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。