

TOEICで時間が足りなくて解き終わらない場合の勉強法をまとめました。
TOEICでPart7を読み切るためにはある程度の英語力が必要ですが、スキルだけで早く解ける問題も多いです。 この記事ではTOEICを解き切るための勉強法を紹介します。
Contents
TOEICで時間が足りない要因

TOEICは特有の解答スキルが必要
TOEICは試験の特性上、TOEIC特有の対策をしないと時間が足りなくなります。
TOEICで全問解き切るにはPart5,6で15〜20分、Part7で55〜60分の配分で解く必要がありますが、普通に問題を読んで解ける量ではありません。
例えばですが、Part5,6は問題文を読まなくても正答できる問題が多くありますし、Part7も問題文を先読みすることで全部読まずに正答できます。
TOEIC特有の解答スキルとして早めに習得してしまいましょう。
解答スキルの習得は『直前の技術』で習得できます。TOEIC800までスキルはこれ1冊で十分かなと思います。
読解力が足りていない
Part7では大量の英文を1時間で読み切る必要があり、『読解スピード』と1時間読み切る『英文慣れ』が必要です。
TOEICで求められる『読解』は英文から必要な情報を抜き出す能力です。英文はさらっと流し読みで正答できます。
また、1時間ずっと英文を読み続けるので、英文慣れしていないと集中力が切れて正答率は下がります。
一番の練習はTOEICと同じ形式の問題を繰り返し解くことです。 TOEIC運営が発行している公式問題集は本番同等の問題が2回分練習できるので、繰り返し解くことで『読解スピード』とTOEICの『英文慣れ』を身につけることができます。
TOEICで全部解き終わるときのスコア
参考値として、TOEICの回答数とスコアの目安は以下のようなイメージです。 個人差はあると思いますが、全問解けるとTOEIC700が見えてきます。
- リーディングパートで80問回答:TOEIC600前後
- リーディングパートで90問回答:TOEIC650前後
- リーディングパートで100問回答:TOEIC700前後
TOEICで時間が足りないケースと対策

Part5,6が15〜20分で終わらない
Part5,6は15〜20分で解く必要があります。「直前の技術」ではPart5,6特有の解答スキルを身につけることができます。
Part5,6は大半の問題が英文全体を読む必要がなく、穴埋め箇所の前後を読むことで回答できます。
「直前の技術」だけでは練習量が足りないので、「公式問題集」もうまく活用できると思います。
Part5,6を早く解くことでスコアが下がってしまう場合、文法、単語の基礎が身についていない可能性が高いです。 文法、単語を個別で対策するとスコアを安定させることができますよ。
以下記事では目標スコア別に勉強法を解説しています。
Part7が55〜60分で終わらない
Part7は55〜60分で解く必要があります。
Part7については英文の難易度は高くないので、質問内容を問題文から探すことで回答することができます。
試験前の対策としては、先ほど挙げた公式問題集が一番効きます。 時間内に読み切れるように、文章と問題文を読み比べながら解く練習をすると効果的です。
また、普段から英語を読むようにしておくと、速く正確に理解できるようになります。 普段英語を読む機会がないなら、洋書多読を日常に取り入れてみると苦手意識はなくなりますよ。
公式問題集はどれぐらい解けばいいか
「公式問題集」は1冊に2回分の問題が含まれているので、それぞれ20回ぐらいが最適です。
5周ぐらいすると全問正解できて、時間内に終わらせることができるようになるので、そのスピード感に慣れておくと本番でもスムーズに対処できます。
1問1分カウントで時間さえ測っておけば、全問通しでやらずに空き時間で少しずつやっても効果ありです。気軽に取り組みましょう。
スキルと読解力アップでTOEIC700を目指そう
TOEICで時間が足りない対策として、スキルと読解力を向上させる方法を紹介しました。
時間内に解き終わるようになるとTOEIC700が見えてきますので、ぜひ狙ってみてくださいね。